いよいよ2020年。東京オリンピック・パラリンピック競技大会の年となりました。コーチにとっても世界最高のパフォーマンスを競い合うこのイベントは大きな学びの場と言えるでしょう。日本体育大学コーチデベロッパーアカデミーは国際コーチングエクセレンス評議会、法政大学と共同で、ハイパフォーマンススポーツコーチングについて学びを深めるイベント、Global Coaches House(GCH)を開催します。
GCHが初めて開催されたのは2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックのときでした。私も同僚の根本(日体大女子バレー監督)、矢野(当時は日体大女子サッカー監督、現男子サッカー監督)、関口(NCDA研究員)と一緒に参加し、エディー・ジョーンズさんを始め、著名なコーチの方々とお会いすることができました。その後、グラスゴー2014コモンウェルス競技大会、2016リオオリンピック・パラリンピック競技大会、ゴールドコースト2018コモンウェルス競技大会と開催されてきましたが、幸運にもリオ以外のGCHに参加することができました。今回は主催者としての参加となることに、大きな喜びを感じています。
ロンドンGCHでは、オリンピックやパラリンピックをアスリートとともに戦ったコーチが登壇し、参加者らとディスカッションをする様子に大きなショックを受けたことを思い出します。メダルを獲得したアスリートのコーチが夜のトークショーに登場した際には、会場は大盛り上がりでした。よい経験だけでなく、うまくいかなかったことや、苦労話など、エリートコーチと言われる人たちから直接話を聞ける素晴らしい機会であったと記憶しています。
今回は法政大学の多大なる協力のもと、法政大学外濠校舎という素晴らしいロケーションで開催することができます。日程はオリンピック期間中が8月3日〜5日、パラリンピック期間中が8月31日〜9月2日となっています。アスリート達が競技場で熱い戦いを繰り広げている最中、法政大学外濠校舎ではコーチ達の熱い議論が交わされています。今後、追加情報をお知らせしていきますので、皆様、是非東京GCHへお越しください。
GCHに関する情報は以下のリンクにアクセスしてご覧ください。まだ、東京GCHに関する参加登録等はできないようです。
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