2020年度前学期 体育学部スポーツトレーニング論B 第2回
効果的なスキルトレーニングとは
みなさん、こんにちは。さっそく、頭をフル回転させて考えていきましょう。
スキルアップのためには、どのような練習(スキルのトレーニング)が必要だと思いますか? 皆さんの経験をもとに考えていくことにしましょう。これからいくつかの質問をしていくので、時間をかけてしっかりと考えていってみてください。考えた内容は、これらの質問と連携している事前課題「スポトレ論B第2回授業自主学習フォーム」に書き込んでいってください。この事前課題は第2回の授業が始まる20分前(5/12の9:00AM)までに終了させてください。皆さんの回答をまとめたものを授業資料としてTeams内に掲示しますので、それを踏まえて次のステップを行います。
【質問1】
まずは言葉の定義についての質問です。第1回でも、上の数行でも当たり前に使ってきた「スキル」ということばがありますが、スキルとはどういうことをいうのでしょうか。また、スキルに似た言葉として「テクニック」がありますが、スキルとテクニックの違いはどのようなものでしょうか。
あなたが思うことを書いてください。何かを調べて回答する必要はありません。皆さんがスキルとテクニックと聞いて何を思い浮かべるかを知りたいと思っています。むしろ、調べて書くことは避けてください。
【質問2】
① あなたの過去を振り返り、どのような練習が効果的なスキルトレーニングだったと思いますか? 最低3つ挙げてみましょう。
② それぞれ、なぜそれが効果的だったのでしょうか。そのメカニズム(理由)について分析してみてください。
回答時に注意して欲しいのは、「スキルのトレーニング」について聞いているということです。たとえば、体力を向上させることが主な目的となっていたり、メンタルを強くするといったことは、ここで尋ねていることとは異なります。次の質問も同じです。
【質問3】
① あなたの過去を振り返り、どのような練習が効果的でないスキルトレーニングだったと思いますか? 最低3つ挙げてみましょう。
② それぞれ、なぜそれが効果的でなかったのでしょうか。そのメカニズム(理由)について分析してみてください。
これらの事前課題の結果を踏まえて、このクラスが考える「効果的なスキルトレーニングの要素」と「効果的でないスキルトレーニングの要素」について検討することにします。
事前課題を踏まえて
クラス全体から得られた意見をまとめ、効果的なスキルトレーニングと効果的でないスキルトレーニングの特徴をリストとしてまとめてみましょう。多くの場合、効果的であると考えられるものと効果的でないものは対にして考えることができると思います。共通の要素を見つけ、その要素がどうなれば効果的でどうなれば効果的でないのかを考えてみてください。この表を各個人が作ることが今日の事後課題となります。
事後課題はTeamsで提示されているスプレッドシートに書き込むかたちでおこなってください。課題スプレッドシートの中に、ひとつだけ例を挙げておきますので、それを参考にまとめてみてください。最低10個の要素を挙げることを条件とします。もちろんそれ以上の要素を挙げてもらっても大丈夫です。最後に表の下に、このタスクをおこなって感じたこと、学んだことを記述してください。
<参考>みなさんが提出する課題スプレッドシートについて4段階の評価をします。
独創的:独創的である
優秀:よくできている
OK:普通
NG:取り組み不足